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★米国債・中国・原油(2018年1月11日付)

昨晩は前日に続き米国債の金利が上昇し、2.6%を目指す動きとなりました。今日のモ ーサテにシティグループ証券の高島修さんが出演し、米国債や中国経済の状況について お話されていました。

1.米国債の金利上昇は、中国の米国債投資の減少についての報道を受けたものと思わ れるが、一方でリスクプレミアムの織り込みでもあるため、ドルの積極的な反応には ならなかった。フィッチの米国債格下げとのニュースも多少影響した。
2.2015年の人民元切り下げ以降、切り下げによる景気刺激により株高、資源高が続い てきた。シティグループ証券では、2018年も原油価格は50ドル台としていたが、この ところの動きにより80ドル台までの上昇余地の検討を始めた。
3.中国の米国債買い入れ減少については、トランプ政権が中国に対する貿易制裁を行 おうとしていることに対するマイナスの反応とも考えられるが、中国は去年まで人民元 安のコントロールに悩んでいたが、資本規制が効いてきて最近は元安より元高を警戒す る状況になっている。
 ただし、中国の米国債の持ち高調整は過去にもあるのであまり心配する必要はないだろう。
4.中国の2017年の消費者物価指数(CPI)は前年比1.6%と中国政府の目標より低かった。 また、2017年の卸売物価指数(PPI)は6.3%上昇した。
『中国については、CPIよりPPIを重視している。PPIの上昇は、構造調整による、過剰在庫 、過剰生産 能力が減少しているためで、中国のPPIインフレは世界に影響を与える。』
米国金利上昇、ドル相場については、大橋ひろこさんのブログが参考になります。
また、岡三証券では、昨年後半からの原油相場と日本株の関連に注目しています。


(出所 モーサテ岡三証券)
背景にはヘッジファンドの短期筋の動向があるとのこと。このところ上昇の反動がでてい ますが、しばらくは日本株への資金流入が続きそうです。

(出所 モーサテ岡三証券)

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